【視察報告】兵庫県伊丹市「カーボンクレジットを活用した資源と経済の循環」2024年8月7日
こんにちは。日本維新の会横浜市会議員団の柏原すぐるです。
関西へ会派視察を行きましたので、順次ご報告いたします。今回は兵庫県伊丹市です。
はじめに
今回の視察は、兵庫県伊丹市でカーボンクレジットを活用した資源と経済の循環について学びました。
視察先
- 自治体:兵庫県伊丹市
- 関連部署:総合政策部グリーン戦略室様
- その他:伊丹市議会議長の戸田様に視察に先立ちご挨拶を頂戴しました。
視察内容
視察は令和4年から設置されたグリーン戦略室様からカーボンクレジット関連の部署で行われ、以下の内容について説明を受けました。
説明内容
- 兵庫県伊丹市について
- 伊丹市の地球温暖化対策
- 取組事例
脱炭素社会実現に向けた地域循環共生に関する連携協定
なお、日経BPのこちらの記事も伊丹市の取り組みが他都市との連携の在り方も含めて分かりやすく説明されています。
カーボンクレジットを活用して経済や資源を循環、伊丹市・飯南町・阪南市~民間プラットフォームを活用し、新規事業創出も目指す~
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/434167/062800251
感想・考察
今回の視察を通じて、都市型でコンパクトな伊丹市が他の環境資源を有する自治体との連携により、カーボンクレジットに留まらずソーシャルクレジットの創出とその提供を行うという新たな自治体の在り方を示していることが分かりました。
世界的なESG投資の流れがある中、例えば農産物が生産に係るトレーサビリティ、すなわち誰がどのように、何をリソースとして生産しているか、購入することによる社会的な価値(ネガティブな環境負荷や人権への影響など)があるかが重要視されるように、カーボンクレジットも同様に品物の値段だけが指標であり続けることはないのではないか、というメッセージだと感じます。
グリーン戦略室が中心となり、市民や事業者を巻き込む意欲的な取り組みが印象的であり、横浜市でも各区の特性を活かすなど新たなアプローチを検討しても良さそうです
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